皆様、こんにちは。
鳥取の岸信です。
私のホームグラウンドである鳥取中部エリアでは、例年3月末から4月の声を聞く頃に、シーバスが海から河川に入り込んでくる。
とはいえ、3月末頃といえば、冷たい雪解け水『雪代』の影響をまだまだ受けやすいシーズン。
早い時期に河川へ遡上したシーバスは、遡上したらしっ放しで冷たい川の中に居着く個体も居れば、川を遡上したり海へ戻ったりを繰り返す個体も居るようである。
そして、水温が徐々に安定し始めるGW頃になると流れの強い瀬に着き始め、オイカワやウグイといった川魚から、同時期に海から遡上する稚鮎や小型ハゼ類の稚魚などを、活発かつ非常にアグレッシブに捕食する。
強い流れの瀬に潜むシーバス『川鱸』を、ルアーで狙うスタイルが大好きな私…。
今シーズンも、4月10日頃から川通いをスタートした。
そして、なかなかバイトを得られない状況が続く中、待望のシーズン一発目を手にしたのは、雨後のタイミングを見計らってエントリーした4月22日のこと。
太い流れの中で暴れ回る川鱸の力強さが堪らない♪
シーズン早々から、良い魚を手にすることが出来、とても満足で気分が良かった。
ところが、この1尾以降しばらく沈黙が続くことになる。
原因は、満潮時でも水位が上がらない潮回りと雨が降らないことによる渇水。
「どうせ釣れないよな!」と思いながら足を運んだが、キャストの練習&様子見だけの日が続く。
待ちに待った雨が降ったのは4月30日のこと。
勢いよく降り続いた雨が、潮位が上がる満潮から下げ初めのタイミングに、上手い具合に止んでくれたので、「これは貰ったも同然!!」と川へ急いだ。
そして、1キャスト目こそ無反応だったが、2キャスト目に先日の1尾よりさらにグッドコンディションの銀ピカ川鱸がヒット。
最初の1尾は、雨後の増水による太い流れに乗り、ヒット直後に一気に下流へ走ったため、魚体に水圧がのしかかる状態でのやり取りを強いられることになった。
しかし、川鱸のファイトを存分に楽しみながら余裕でランディングに持ち込めたのは、愛用のロッド『C3+ W.o.r.C7'4" Class6』のトルクフルなバットパワーによるところも大きい。
これから季節が進むにつれ、川鱸は中〜小型が中心となってくるが、その分数釣りが楽しめるようになってくる。
また、梅雨の雨が絡めば今回のようなグッドコンディションと遭遇することも少なく無いので、引き続き川通いを続けていこうと考えているところだ。
・ライン:Armerd® F+ Pro Rockfish 1.5号/DUEL CO., Inc. (株)デュエル
・リーダー:Power Leader CN30lbクラス/DUEL CO., Inc.
・ルアー:HARDCORE® Minnow “FLAT” SP 70mm/DUEL CO., Inc.
・フック:C‘utiva STX-38ZN #10/株式会社オーナーばり
・スナップ:C’ultiva 剛力スナップ #0/オーナーばり
■ロッド:C3+ W.o.r.C7'4" Class6/Sakura Lure Division
■リール:中型スピニングリール
■ライン:アーマード F+ プロ ロックフィッシュ1.5号/デュエル
■リーダー:パワーリーダー™ CN 30lbクラス/デュエル
■ルアー:ハードコアミノーフラットSP7cm/デュエルなど
■フック:C‘ultiva STX-38ZNほか/オーナーばり
■初期ドラグ値:1kg
■ポイント:天神川水系中流部(鳥取県)
■日付:2022年4月22日 30日
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