皆様、こんにちは。
鳥取の岸信です。


先日、古くからの友人をお迎えし地元河川の源流域へ足を運んだ。
私の役目は源流ガイドで、ターゲットはイワナである。

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4月も半ばを過ぎ、「水温も安定し始めとるやろし、そろそろイワナの食いも立ってきているんちゃう?」との目論見である。

ところが、今回足を踏み入れた源流エリアの川の水は、「安定し始め…」どころか水温6℃未満の超低水温。
そのためか、イワナが潜んでいそうなスポットを、沢登りしながら一つ一つ探ってもらうも、時折やる気の無いチェイスがある程度で反応はイマイチです。


ガイドというお役目である以上、まずはゲストに釣ってもらうことが最優先事項。

渋ければ渋いなりに、キャストすべきピンスポットやルアーの通し方などをアドバイス。
「そこに投げて、最初っから巻かずにしっかり沈めて」とか、「ここは高巻きして上流側からダウンで入れて、ルアーを流れに乗せて止めて」などなど…。

そして、ポツリポツリと釣果を重ねてもらった。


ある程度ゲストに釣ってもらってからは、ガイド役の私もロッドを振ることにした。

沢にエントリーした箇所には無かった残雪が、沢登りをする内に少しずつ少しずつ目立つようになってきた。

日の当たらないところでは、深さ50cmくらいの雪が残っている。

水温6℃未満の理由は『残雪』だったようだ。

そんな折、私自身これまでその存在を知らなかった『枝沢』を発見。

「あれ、こんなとこに枝沢なんか有ったっけ?」

ハイシーズンには、ブッシュで覆われるような狭い沢であるためか、これまで幾度となく足を運んだことのある源流ながら、この枝沢の存在には気づいていなかったようだ。

「チョット探ってみるか?」

メインの流れから枝分かれしてしばらくは、流れも水量も少ないホントに小さな沢だったが、合流点から100mほど登ると視界が開け水量も増してきた。

そして、小さな堰堤を発見。

ゲストさんの「投げて投げて!」の言葉に甘えさせていただき、堰堤直下のちょっとした深みに小さなサスペンドシャッドを送り込んだ。

そして、2キャスト目にイワナのチェイスを確認。

その後、10キャストほどは毎回チェイスがあるものの、なかなかバイトに持ち込めない歯痒い時間が続いた。
どうやら、前述した6℃未満の低水温が影響しているようで、ルアーへの反応もなんだかスローな感じである。


「同じこと繰り返していてもイワナがスレてしまって、遅かれ早かれ反応せんようになるな!」

一瞬、ルアーをローテさせるか攻め方を変えるか迷ったが、後者の「攻め方を変える」を選択。

キャストしたシャッドを、リーリングで一定のレンジまで沈め、そこでリールのハンドルを巻く手を止め、水中のシャッドを漂わせてみた。


すると、この作戦が功を奏したのか、偏光グラス越しに見える水中のシャッドに、良型のイワナが食らいつくのを確認。
すぐさま合わせを入れ、やりとりもそこそこにすぐさまネットイン!!

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まさかまさかの尺UP…34cmのグッドサイズを手にすることが出来た。

本来なら、ゲストに釣ってもらわなければならない魚だっただけに、ゲストを差し置いて釣ってしまったことがチョッピリ微妙だったが、当のゲストさんは「スゲー!おめでとう♪」と、自分のことのように祝福してくれたのがありがたい。

次は、必ず釣って貰わなければ!!


ちなみに、今回使用したロッドはトラウトゲームでメインに使用している、毎度毎度の「C3+ W.o.r.C5'9" Class2 Cork Ver.」。

5フィート9インチという長さは、川幅が狭い源流域には「少し長いのでは?」と感じられる方もいらっしゃるのではないかと思うが、上流側から下流側へのダウンのアプローチが多い自身のスタイルには丁度良い長さ。

また、この手のゲームには欠かせないピンスポットキャスト。
例えば、ショートレンジのピッチングやフリッピングを始め、左右両方からのサイドキャストなども決めやすい。

ジャークベイトやスプーンなどの提灯釣り(縦の釣り)にも、この「チョット長め」が効果的なので、気になる方はぜひ一度チェックして欲しい。

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■ロッド:C3+ W.o.r.C59 Class2 Cork Ver./Sakura Lure Division
■リール:小型スピニングリール
■ライン:C‘ultiva マイクロゲームPEハイライト 0.4号/オーナーばり
■リーダー:パワーリーダー™ CN 6lbクラス/デュエル
■ルアー:4cmの小型サスペンドシャッド
■フック:C‘ultiva STBL-1.56BC/オーナーばり
■初期ドラグ値:0.5kg
■ポイント:天神川水系の源流域(鳥取県)
■日付:2022年4月20日