皆様、こんにちは。
鳥取の岸信です。
2022夏、サクラルアーディヴィジョンに、新たな2本のロッドがラインナップされた。
「SYNESTHESIA(シナスタジア) ~共感覚~」と名づけられたこのシリーズは、独自のグリップ形状と、カーボンリールシート・メタルパーツを採用。
“究極の感度”を追い求めた新世代アジングロッドシリーズとのことらしい。

“究極の感度”を追い求めた新世代アジングロッドシリーズとのことらしい。

日頃、私が愛用している“究極のバーサタイルロッド”「C3+ W.o.r.C」シリーズとは真逆の、「アジング」に特化したシリーズだ。
これは、モデル名の頭にある2つのアルファベット「AJ」からも一目瞭然だろう。
これは、モデル名の頭にある2つのアルファベット「AJ」からも一目瞭然だろう。
ちなみに、「C3+ W.o.r.C」シリーズには、「シナスタジア」シリーズに近いパワークラスの、2本のロッドがラインナップされている(5'9”と6'5”の2本)。
普段、私がSWフィネスゲームを楽しむ場合、メインで使うのは「C3+ W.o.r.C 6'5”」だが、ロッドアクションやパワークラス的にこのロッドで扱いやすいのは3~8グラム程度…
1g未満のジグヘッドを使うような超フィネスな展開では、少々扱いにくさを感じていた。
1g未満のジグヘッドを使うような超フィネスな展開では、少々扱いにくさを感じていた。
そして今回、「シナスタジア」シリーズの発売と合わせ、ソリッドティップモデルの「AJ-59ST」を使わせていただくことになったので、シチュエーションやターゲット・リグに応じて「C3+ W.o.r.C 6'5”」と使い分けてみた。
『シナスタジア ⇒ アジング特化モデル』であるといえ、特定のターゲットに拘るゲームはあまり好きではないので、アジに拘らずいろいろなターゲットを狙ってみた。
結論から先に言うと、キャストして広く探る横の釣りには「C3+ W.o.r.C 6'5”」で、チョイ投げでの足元チョンチョン的な釣りには「AJ-59ST」がベストマッチだった。
使用したのは、2本のロッドとも小型のプラグ類やメタルジグ、ジグヘッドリグの3つ。




「C3+ W.o.r.C 6'5”」では小型のプラグ類やメタルジグが扱いやすく、1g未満の超軽量ジグヘッドリグやマイクロジグは「AJ-59ST」での操作性が際立っていた。




「C3+ W.o.r.C 6'5”」では小型のプラグ類やメタルジグが扱いやすく、1g未満の超軽量ジグヘッドリグやマイクロジグは「AJ-59ST」での操作性が際立っていた。
また、「AJ-59ST」ではPEとフロロと2種類のラインを使い分けた。
どちらも一長一短あったが、繊細なソリッドティップ搭載の「AJ-59ST」に関しては、硬めのフロロラインの方がPEラインよりもマッチしているように感じた。
フロロラインを使った場合、目に見えない水中からの情報量がPEライン使用時よりも圧倒的に多く、明確に手元に伝わってくる感触だけでなく、水面に刺さるラインの動きでも僅かな変化を捉えることが出来た。
極めて繊細な前アタリを感じたり、テンションが抜けた状態であってもフグの猛攻を察知したり、僅かなボトム変化を捉え根掛かりを事前に回避したりなどなど…
超繊細なフィネスゲームを効果的に楽しむ上で、「AJ-59ST」とフロロラインの組み合わは、大きなアドバンテージとなるだろう。
この辺の組み合わせについては、アングラ―個々の好みや状況によるケースもあるので、あくまで参考程度にしていただければ幸いである。
2023シーズンは、「シナスタジア」「C3+ W.o.r.C」と2タイプのフィネスロッドを使って、より幅広いライトなゲームを楽しみたいと思う。
【タックル1】
■ロッド:SYNESTHESIA AJ-59ST/Sakura Lure Division
■リール:小型スピニングリール
■ライン:ZAITOマイクロゲームフロロ 0.4号/オーナーばり
※リーダーレスの直結
■ジグヘッド:C‘ultiva湾岸PROヘッド0.6~1.5g/オーナーばり
■ルアー:C‘ultivaドロメシャッド1.3inch、C‘ultivaピンワームS、C‘ultivaメバジグレベル3gなど/オーナーばり
■フック:C‘ultivaメバジグ鉤、C‘ultiva ST-26TNなど/オーナーばり
■初期ドラグ値:0.3kg
■ポイント:鳥取県島根県内の漁港および河口域など
【タックル2】
■ロッド:C3+ W.o.r.C 6'5" Class2/Sakura Lure Division
■リール:小型スピニングリール
■ライン:C‘ultivaマイクロゲームPEハイライト 0.3号/オーナーばり
■リーダー:パワーリーダー™ CN 6lbクラス/デュエル
■ルアー:C‘ultivaメバジグレベル4.5g、小型シンキングミノー、バイブレーションなど
■フック:C‘ultivaメバジグ鉤、C‘ultiva ST-26TNなど/オーナーばり
■初期ドラグ値:0.5kg
■ポイント:鳥取県島根県内の漁港および河口域など
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