皆様、こんにちは。
鳥取の岸信です。


今回は、前々回~前回のレポートからの続きの「第三弾」
引き続き、本流の「春虹(レインボートラウト)」ゲームの模様をお届けします。

前回のレポートでは、45cmのレインボーをゲットしたとお伝えしたが、丁度その頃よりレインボーの反応が変わってきました。
ガンガンに流れる瀬での反応が極端に少なくなり、瀬尻の流れが淀むスポットでの虫食いライズが頻発するようになってきたのです。

これまでのこのエリアでの経験上、虫に着いたヤマメやアマゴをミノーやスプーンなどのルアーで攻略するのは骨が折れますが、ことレインボーに限っては“ルアーの通し方”を間違わなければ、比較的イージーに口を使わせることが出来ると感じていました。

その辺の対策も視野に入れながら足を運んだ4月6日のこと。
やはり流れが強い瀬での反応は皆無でしたが、流れの緩む瀬尻をミノーで探ると元気な元気なレインボーがヒット。

サイズこそ37cmの中型でしたが、走るはジャンプするはのアグレッシブなファイトと、ネイティブならではの極上ボディがたまらない。

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この一尾のあとは、新たな激熱スポットを求めて流域を小まめにチェック。
すると、いくつかのスポットで虫に着いたレインボーのライズと、場所によっては流れの中を悠々と泳ぐ姿を確認。
そこで最も大きな魚体が泳いでいたスポットにエントリーしました。


予め想定していた通り、流れの脇に出来た淀みで水面の虫を捕食している個体だったので、ミノーにトゥイッチを絡める普段のスタイルは封印。
立ち位置から、ダウンクロス気味にキャストしたルアーを極力暴れさせないよう、スローなステディリトリーブで試してみる。

するとこの戦略がずばりとはまり、目星をつけていたレインボーが1キャスト目からヒット。
このバイトは乗せ損ねましたが、2キャスト目に同じ個体がヒットしました。

ちなみにタックルは前回のレポートで紹介したものとほぼ同じ。
流れに乗られると厄介だった前回までとは異なり、流れが比較的緩やかなスポットでのヒットだったので、あまり緊張感無くやり取りすることが出来ました。

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とはいえ虫着きレインボーをミノーで狙う場合、ミノーにゆっくりチェイスした個体が啄むようにバイトするケースが多く、必然的にテールフック1本のフッキングとなってしまうことが多い。

自身のこだわりとして、「バーブレスフック使用」を前提としていることもあり、テールフック一本掛かりだと、フックアウトのリスクがどうしてもUPしてしまいます。

ところが今回も投入したロッド「C3+ SAKURA CUSTOM 6'3"L Monster Tune "Cross Ratio"」が、ターゲットの強烈な走りに追従する「柔の部分」と、ランディング時等に強引に寄せるバットパワーの「剛の部分」を如何なく発揮。

見事ネットに収まったのは、見事な魚体のレインボー50UP(53cm)。
これまでの苦労がようやく報われ、思わず小さくガッツポーズしてしまった。

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この日はこの一尾を最後にゲームを終了したのですが、3日後の9日には同様のパターンで同じく50UP(54cm)&無斑タイプのスーパーレインボーをキャッチすることが出来ました。

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これで通算成績は15ヒット6キャッチの打率4割までUP。

春真っ盛りの折、レインボー以外の他のターゲットも大いに気になるところではありますが、しばらくの間は打率5割UPと60cmUPのレインボーキャッチ達成を目標に、足しげく通いこみたいと思います。







■ロッド:C3+ SAKURA CUSTOM 6'3"L Monster Tune "Cross Ratio"/SAKURA LURE DIVISION
■リール:中型スピニングリール
■ライン:C‘ultivaマイクロゲームPE ハイライト 0.5号/オーナーばり
■リーダー:ザイト磯フロロ1.5号/オーナーばり
■ルアー:サスペンドミノー5.5cmほか
■フック:C‘ultiva SBL75M/オーナーばり
■スナップ:C’ultiva クロスロックライト#000(テストサンプル)/オーナーばり
■初期ドラグ値:0.7kg
■釣行日:2025年4月6日・9日